Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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コラム「セミコン業界最前線」を更新。「2020年の半導体ベンダーランキング、2年連続でIntelがトップを守る」

PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。


pc.watch.impress.co.jp


新春恒例の半導体メーカー売上高ランキングです。2020年は上位5社はほぼ無風でした。
しかし6位以降はかなりの変動があります。
売り上げを2割~4割(!)と爆上げしたメーカーがあったためです。

NVIDIA
MediaTek
AMD
Qualcomm

などが代表例です。


詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。

コラム「ストレージ通信」を更新。「HDD大手Seagateの四半期売上高は前期比が3四半期ぶりに増加」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。

HDD大手が発表した四半期業績の概要紹介です。今回はSeagate Technology、次回はWestern Digital(WD)となります。

eetimes.jp

コロナ禍にも関わらず、業績はかなり回復しています。
いやむしろ、コロナ禍によって需要が伸びているように見えます。

「全ての応用分野と全ての地域で前期に比べて販売が伸びた。特に大容量HDDの要求が底堅い。16TB品は広く普及しつつあり、18TB品は出荷が急速に立ち上がりつつある。」(本文から)


お手すきのときにでも、記事を眺めていただけるとうれしいです。


コラム「ストレージ通信」を更新。「赤字続きでもIntelが開発を止めない3D XPointメモリ」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。

昨年(2020年)11月に開催されたフラッシュメモリサミット(FMS)からの新シリーズです。第3回となります。
半導体メモリ業界では著名なアナリストであるJim Handy氏の講演を紹介しています。


eetimes.jp


IntelNANDフラッシュメモリ事業と3D XPointメモリ事業についてHandy氏が述べた箇所のまとめです。
NANDフラッシュと3D XPointを含む不揮発性メモリ事業(NSGグループ)の営業収支は近年、ずっと赤字でした。

3D XPointメモリの投資が赤字の一因であると講演では述べています。


NANDフラッシュ事業は2020年に入って黒字を大きく生み出すようになりますが。
FMSの直前である2020年10月に、IntelはNANDフラッシュ事業とNANDフラッシュ搭載SSD事業をSK Hynixに売却することを発表しています。

pc.watch.impress.co.jp


3D XPointメモリ事業はIntelに残ります。
まごうかたなき大赤字事業なのですが、マイクロプロセッサの販売に貢献しているというメリットがIntelにはあります。
NANDフラッシュはその点、差異化しづらいのです。


詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。


ここからは宣伝です。3D XPointメモリの解説本(同人誌)を販売しております。


電子書籍(PDF)バージョン(フルカラーです)
techbookfest.org

印刷バージョン(モノクロです)
3次元クロスポイントメモリ(3D XPointメモリ)の基礎 - こじくれワークス/ふくふく亭 - BOOTH


ご興味がありましたら、ポチっていただけるとうれしいです。

コラム「セミコン業界最前線」を更新。「2月に開催予定の国際学会ISSCC 2021プレビュー」

PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。


pc.watch.impress.co.jp


2月開催予定の国際学会ISSCC 2021のプレビューです。
ギリギリのタイミングになってしまいました。いろいろとありまして。

ISSCCとしては初めてのバーチャルカンファレンスとなります。
IEDMと同様に先行公開のオンデマンド(講演ビデオ)と開催期間のライブの2本立てとなります。
オンデマンドで講演ビデオのストリーミングをあらかじめ視聴し、ライブで質疑応答を見る、あるいは質問をする、という流れです。


注目講演は製品チップの招待講演とプロセッサの一般講演、不揮発性メモリ(3D NANDフラッシュ)の一般講演となっております。


詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。