Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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コラム「ストレージ通信」を続けて更新。「HDD大手Western Digitalの四半期業績」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を続けて更新しました。


eetimes.jp


HDD大手およびNANDフラッシュ大手のWestern Digitalが発表した四半期業績の概要です。

ざっくり言うと、エンタープライズ向けが不調、クライアント向けが好調です。

クライアント向けはSSDがHDDを置き換えつつあるため、クライアントSSDが特に良くなっております。


詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。

コラム「ストレージ通信」を久々に更新。「HDD大手のSeagateの四半期業績」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を久々に更新しました。

eetimes.jp


HDD大手Seagate Technologyが四半期業績を発表しました。

売上高と営業利益は前期比と前年同期比のいずれもマイナスでした。
あまり芳しくないです。

ニアラインHDDの総出荷記憶容量はずっと拡大してきたのですが、それも前期比で減少となりました。


詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。

コラム「セミコン業界最前線」を更新。「IntelのNANDフラッシュメモリ関連事業をSK Hynixが買収」

PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。


pc.watch.impress.co.jp


筆者は10年以上前から、「Intelはフラッシュから撤退する」と予言していたのですが、やっと的中(?)しました(爆)。
10数年も経過していては、もはや予測とは呼べませんが。理由はそれなりにあったのですよ。
といっても「Intelは値下げ競争が嫌い」。根拠はこれだけです(爆)。だって事業収支がずっと赤字だったんだもん。

ここからは少しまともに行きます(苦笑)。

買収金額は1兆円近く。東芝メモリの買収金額2兆円のおよそ半分です。
IntelのNAND関連売り上げは東芝メモリの約半分なので、売り上げだけ見ればなんとなく良い塩梅に見えます。

問題は、IntelのNAND関連事業は慢性赤字状態であることです。筆者の知る限りでは、一部の四半期を除くと、ほとんど営業赤字でした。
慢性赤字の事業を買収したSK Hynixは、赤字解消に向けて何をするのか。
本当はそのあたりが書けたらよかったのですが。情報不足で書けませんでした。


買収によってNANDフラッシュ市場は6社寡占から5社寡占へと動きます。
さらなる動き(事業統合)があるのでしょうか。興味はつきません。


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コラム「デバイス通信」を更新。「銅配線の微細化と抵抗値の増大」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。新シリーズ「オンチップ多層配線技術」の第3回です。


eetimes.jp


銅(Cu)配線の寸法と電気抵抗の関係を説明しております。
微細化すると断面積が小さくなり、抵抗値が上昇する。
さらにCu配線に特有のバリア層、ライナー層という高抵抗層の存在が微細化では抵抗値の増加要因となります。


詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。