Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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ISSCC2018出張の個人的な報告書(サンフランシスコは、物価が東京よりもはるかに高い(泣))

国際学会ISSCC 2018を取材するために、米国西海岸はサンフランシスコに行ってまいりました。
あらかじめ天気予報を見ると、サンフランシスコは東京よりもずっと暖かそう。
最高気温は15度から19度となっておりました。


12月のサンフランシスコ出張が会場ホテルがグレーな領域にあり。
さらには宿泊したホテルがまたグレーな領域にあったために、結構に危険を感じました。

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そのため、かなり心配していたのです。でも、このたびはあまりそのようなことはなく。
それなりにホームレスさんとかはいらっしゃったのですが。
会場ホテルがまず比較的安全な地域にあり。
宿泊先ホテルもサンフランシスコ名物の坂を登らなければならないという不便さはあるものの、
安全そうな地域にあるというダブルセーフティのせいでしょうか。
身体の危険を感じることはなく。ホテルで夜中に通りからの奇声を聞くこともなく。
精神的なストレスはずいぶんと減りました。
宿泊先のエリアは選ぶべし、ということを改めて確認したという。


一方、いつもは羽田線を選ぶのですけれども、このたびの出張では成田線となりました。
成田線の方が運賃がいくらかですが、安かったのです。もちろん直行便です。
乗り換え便を選ぶとさらに安くなるのですけれども。
乗り換えをすると疲労は2倍、ストレスは3倍となるので(特に遅延が生じたときはストレスが酷い)。
最近は直行便オンリーです。


でもって成田とサンフランシスコの往復便が、どちらもトラブルがあったという。
往きのサンフランシスコ線は、3列通路側で前が壁という座席を確保しました。
ところが3列の真ん中にですね、オーバーサイズな方がでっぷりと座られるという。
しかもこのオーバーサイズな男性(オバ男)、マナーがあんまりよろしくありません。
ドアクローズのあたりですでにコーラ(ノーマル)を飲みつつチョコレートをほうばりほうばり。
リアルにオーバーサイズ・ミーです。しかもなんか臭いし。
そいでもって床に荷物を散乱させてCAさんに片付けるように要請され。
さらには離陸前に滑走路の手前で少し時間がかかっていると、液晶モニターを取り出して何やら始めるという。
オイそれはまずいんじゃ。CAコールして液晶モニターを戻してもらいました。

さらに困ったのが。肩がぶつかることです。不幸にして右肩が五十肩の治療中で痛むのですよ。
オーバーサイズな方が完全に肘掛けからもはみだしているので、自分の右肩とオバ男の左肩がぶつかるわけです。
それで痛みがひどく・・・ああ・・・これは8時間のフライトは無理かも。ヘルプミー(苦笑)。


でもって。我慢しませんでした。CAさんに事情を話して席替えを頼みます。
こういうときは日系のエアラインは本当に助かります。日本語で事情を説明できるんですから。

そいでもって。離陸してから、席を移動しました。
CAさんが用意してくれた席はこれも通路側で、しかも隣が空いているという。
壁前ではありませんが、すんごく楽です。
本当に助かりました。ありがとうございます。


帰りの東京線は、まず星組は空港ラウンジが工事中で使えないというところから始まります。
これはあらかじめ分かっていたので、それなりに対策しました。
エアラインからは20ドルのアメックスギフトカードがもらえました(ホームページではお食事券となっていました)。
セキュリティゲートは昨年12月と同様に、かなりいい加減になっています。靴は脱ぎませんし、ベルトを外したりもしません。
そう言えば、入国審査もそれなりでした。
トランプ大統領となってから、連邦政府の現場では士気が下がっているように感じます。


離陸直前にエンジンの温度センサーに不具合が見つかるという。
すでにゲートをいたので、点検のために戻ろうにもゲートが空いておりません。
ゲートが空くのを待ち、点検して状況を把握し、そして温度センサーの交換へと。
離陸したときには所定時刻からは4時間近く、遅れました。
待っている間はどうすることもできず。機内がラウンジ状態でした。

そして成田着はおおよそ3時間強の遅れでした。到着は夜の7時くらいです。当初の予定は3時半くらい。
当然ながら、成田で乗り換えのお客様は全滅です。
東京在住の自分は幸い、帰宅が遅れるだけで済みました。
しかも到着ラッシュを外れていたので、格安空港バスにあっさり乗れるという(最近は4時ころだと満席なのです)。
むしろ幸いかも。


それにしてもサンフランシスコで思うのは、物価の高さです。

ランチの外食が2000円をふつうに超えます。2500円くらいかな。
ドラッグストアでサラダのパックを買うと1000円はします。
そしてコーラ飲料が500ミリリットルで300円前後です。

東京よりもはるかに高いです(泣)。


もちろん宿泊費もかなり高いのですが、これは東京と比較できないです。
自分は東京のホテルには泊まらないので。
言えることは、ホテルの宿泊費が10年前に比べ、相当に上昇していることでしょうか。
かつては1万円前後で泊まれたホテルが、1万5000円前後になっていたりします。
さすがにここ1年~2年は落ち着いてきたようです。
わずかな金額ですが、下がっているところも見受けられます。

ホテルの宿泊費の落ち着きとわずかな値下がりには、
民泊ビジネスの影響が感じられます。
民泊サイトで探すと、1泊朝食付きで8000円前後の宿がダウンタウンにあります。
しかも評価コメント欄が絶賛の嵐なのです。ホントかと。サクラではないかと、心配になります。


タクシーもそうですが。あんまりぼったくっていると、
すかさず競争が発生するというのが、アメリカ社会の良いところでしょうか。
もちろんユーザーにとってのリスクはありますけれども。


民泊はオール自腹確定の出張で試してみようかと思っております。


それではまた機会があれば、ご報告を。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。