前回のエントリー 「常務 島耕作」第3巻を読む
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- 作者: 弘兼憲史
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(注:以下は本書の内容にふれています。予めご了承ください)
第4巻の始めは介護ビジネスの続きで始まります。しかし、なぜか足つぼマッサージに行ったり、シモネタがでてきたりと品格はあまり高くありません。
中盤からようやく中国ビジネスの大問題である、類似ロゴや類似名称企業などを使った海賊版の商売が紹介されます。問題は単純ではなく、大企業に追随して中国に進出した中小部材メーカーが、大企業から部材を安いローカル企業に換えられたことが背景にあることが分かります。島耕作らは西安市当局と会合し、初芝が進出する条件として海賊版の取り締まりを要求します。
後半ではライバルの中国家電大手出発集団のCEOがインド市場への進出を考えていることを知り、島耕作がインド市場の調査に向かいます。といっても最初にやるのが恋人である大町久美子とのタージマハル観光だったり。作者が取材した内容を見せたいんだなあ、との印象があります。