Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

コミック「課長 島耕作」を改めて読む

参考資料(ウィキペディア課長島耕作
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%B2%E9%95%B7%E5%B3%B6%E8%80%95%E4%BD%9C


サラリーマン漫画としては、たぶん最も良く知られている「島耕作」シリーズです。かつてはコミック誌の「モーニング」を毎週購入していたので、「課長 島耕作」はほぼすべてのエピソードを読了しています。でも読んでから年月を経たことで大部分を忘れています(大筋は覚えているのですが・・・)。


最近、電子書籍で第1巻だけが無料で閲読できる期間限定サービスがあったので、改めて第1巻を読んでみました。



シリーズでも最も長いのが元祖で出世作品でもある「課長 島耕作」なのは言うまでもありません。1983年から1992年までのほぼ10年にわたる長期連載作品です。初期はほぼ1話完結の読み切り形式で、途中からは連作(2話で1エピソードなど)になります。コミックスは17巻まで発行されています。


作品が有名になってからの「島耕作」はなんというか、理想論をふりかざしながらも運の良さと有能な女性に支えられて数々の実績を作っていきます。フィクションだから仕方がありませんが、自分が提唱する経験則「長期連載が生む良い子の法則」にこの作品も従い、スーパーサラリーマン「島耕作」となり、シリーズ化されます。


ですが、初期の島耕作は、しがないサラリーマンで、理想論など欠片も持ち合わせていません。ほかの社員の陰口はたたくし、言い訳は多いし、妻子があるのに毎回違う女性と浮気しまくりだし、結構に情けないやつです。本当に普通のサラリーマンで、庶民で、弱点だらけで、自分としてはこちらの島耕作が好きだったりします。


スーパーサラリーマン(?)になった島耕作は、たいして努力しなくても出世はしていくし、女性にはモテるし、読んでるときは自分が島耕作になった気でいると心地良かったりするのです。でも読んでから我に帰ると、虚しい。そういった意味では「島耕作」シリーズは現実無視のファンタジー作品なのです。



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