2008年の学術論文引用数ランキングをトムソン・ロイターが発表しました。
トップは東京工業大学の細野教授らのグループによる鉄系高温超伝導物質の発見論文です。
発表内容とオリジナル情報を混ぜて書いた記事がマイコミジャーナルに掲載されております。
「2008年に最も引用された学術論文 - 東工大の「鉄系高温超伝導物質の発見」」
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/04/02/iron-based_superconductor/index.html
引用件数は249件とものすごい数になっています。
銅酸化物系の高温超伝導騒ぎのときは稚拙な論文が出たりしました。
その後に高温超伝導ブームが下火になると、研究者人口はかなり減りました。
今回は超伝導研究のエキスパートが鉄系高温超伝導の研究に取りかかっていますので、非常にしっかりした引用論文ばかりのようです。
