Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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コラム「セミコン業界最前線」を更新。「半導体メモリ大手3社の業績が急速に悪化」

PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。

pc.watch.impress.co.jp


半導体メモリ大手3社の四半期業績に関する解説です。
3社とはSamsung、SK Hynix、Micronのことです。
2018年の10~12月四半期から、売上高と利益が大幅に減少しています。
DRAMの供給過剰による値下がりが、大きく響いています。
NANDフラッシュメモリは2018年前半から値下がりしていました。
前半はDRAM価格は値上がり気味だったのですが、夏には上昇が止まり、秋には下降へと転じました。


詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。

コラム「デバイス通信」を更新。「インテルが始まったころ」第18回、「1976年:初のマイクロコントローラMCS-48」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。


eetimes.jp


インテルIntel)の創業から1年ずつ、年次報告書(アニュアルレポート)をベースにその歩みをたどるシリーズ。
第18回です。1976年(創業9年目)の第3回となりました。

インテル初のマイクロコントローラ「MCS-48」ファミリを紹介しております。
8ビットCPUとメモリ、入出力ポートを内蔵した、いわゆる「シングルチップマイコン」です。


MCS-48以前にもマイクロコントローラはありました。
世界初のマイクロコントローラはたぶん、テキサスインスツルメンツTexas Instruments:TI)の「TMS1000」です。
4ビットのCPUとROM、RAM、入出力ポートを内蔵しています。1974年に発表されました。ROMはマスクROMのみでした。


インテルが1976年に開発したMCS-48ファミリが画期的だったのは、マスクROM内蔵品のほかに、紫外線消去型EPROMを内蔵する品種を用意したことです。

なぜ画期的だったのかは、記事で解説しております。

Intelの創業9年目(1976年):シングルチップマイコン「MCS-48」を発表 (1/2) - EE Times Japan

コラム「ストレージ通信」を更新。「新シリーズ第3回:DRAMのスケーリング」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。


eetimes.jp


メモリ技術を総ざらいする新シリーズの第3回です。
前半はDRAMのスケーリング(微細化と高密度化)の動向を解説しております。
後半はNANDフラッシュメモリDRAMのスケーリング論をまとめるとともに、次世代メモリの必要性を論じています。


お手すきのときにでも、眺めていただけるとうれしいです。

コラム「デバイス通信」を更新。「インテルが始まったころ」第17回、「1976年:4年間でビット出荷数が18倍に急増」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。


eetimes.jp


Intelの創業期を年次報告書から振り返るシリーズの第17回です。
創業9年目である1976年の第2回となります。


今回は、半導体メモリの出荷数をビット数で換算した数値が出てきました。
後の「総ビット需要」に通じる数値です。


それから2インチ(直径50mm)、3インチ(直径75mm)と大口径化してきたウエハーが、4インチ(直径100mm)とさらに大きくなりました。
2インチウエハーと比べると、原理的には4インチウエハーのスループット(シリコンダイの収量)は4倍。ものすごく大きな違いです。


詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。